昨月のあぱぱニュースより続きです。 iPadの活用を決めた時計店のA者様。どのように状況は変化したのでしょうか?

タッチパネルで入力作業を削減

問題としていたのは、修理項目および定型文(作業内容や注意事項など)を手書きしていたことです。まず修理項目ですが、修理箇所や処置の内容などはだいたい決まっていますので(例えば「針」「交換」など)、考えられる項目をすべてリストとして書き出し、それをシステムに組み込みました。画面上に表示される項目を選択するのですが、実際はiPadなので、指で画面をタッチしていくだけで、選択ができます。
次に定型文です。「こういう作業をしました」「以後こういう点に注意してください」といった文章となります。これも、まず考えられる文章のパターンをすべて洗い出します。しかし文章全てを画面に表示させるのは大変なので、それぞれの文章のパターンに「タイトル」を付けます。定型文の内容がわかるようなタイトルを付けることで、操作する人も直感的に選択できるようにしました。もちろん文章ですので、細部で削除・修正・追加する部分もありますので、定型文を選択した後に打ちかえることも可能としました。

AirPrintを使ってプリントもスマートに

iPadには「AirPrint」という機能が元々ついており、WiFi(無線通信)でつながっているプリンタから印刷することができます。上記で作られた情報は「保証書」のプリントアウト用のレイアウトに収められ、それをiPadからダイレクトで印刷します。作業が終わればすぐに印刷できるので、わざわざデータを転送しなお
したり、プリント用に加工する必要はありません。

一番の収穫は「人の活用」

こうしたiPadの活用により、修理技師の方の「手書き作業」が大幅に短縮されました。そうすることで修理技師の方は「修理」という本来の業務に、より時間を費やすことができます。まさに生産性の向上となります。せっかく良い人材を採用しても、その人の能力を最大限に発揮させることができなければ、高い生産性を得ることはできません。利益の最大化を図る上で、本来業務へ労働力をどれだけ投下できるかは、非常に大きなテーマです。そうした面で社内のシステムを定期的に見直す、また新しいテクノロジーを実益として活かす方法を模索する。そうしたことも大切になってくるのだと思います。

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あぱぱシステム管理部 担当/栃原(トチハラ)