「連絡する」と約束したら連絡しよう!(前編)
〜(株)アビリティ・キューCSR室より

「広告を見て電話したら、携帯に転送されて留守番電話になった。名前や電話番号を残したが、連絡がこない。再び電話したが、また転送になった。他に採用が決まったのかと思っていたら、次の号にも募集が掲載されていた。もう一度、電話したが、やはり携帯に転送された。この会社、本当に募集する気あるのか!募集する気がないなら掲載するな!迷惑だ!!」
「応募したら、電話に出た女性が、『担当者は席を外している。戻り次第、連絡させる』と言っていた。1週間経っても連絡がなかったので、こちらから連絡すると、『もう面接は終わって、採用は決まった』と言われた。連絡を待っていたことを伝えると、『あ~忘れていた』と言っていた。こんないい加減な会社、載せるな!!」

折り返しの電話をしない会社が多発

上記のように、広告主・事業主の応募受付に対する苦情や相談は、ここ数年、全国的に多発し、減少の気配すら見えない劣悪な状況になっています。全国の各求人情報会社で、地道な啓蒙活動を行っていますが、一向に改善が見られないことは誠に残念でなりません。
読者に中には、「連絡が来ると思ってずっと家の中にいた。買い物にも出かけられなかった」「連絡が来ると思って他の会社に応募できなかった」など、日常生活や就職活動に支障をきたしたという人もいました。

ツイッターで悪評が広がる危険性も…

「○○日までに連絡する」「戻り次第に連絡する」と約束したにも関わらず、連絡しなければ、当然、トラブルに発展します。応募者に不愉快な思いをさせるばかりでなく、広告主・事業主に対する怒りから、クチコミやネットを介して、悪い評判が広がってしまうことも考えなくてはなりません。最近は、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで、いつでも、どこでも、誰でも簡単に情報が配信できるようになったので、今まで以上に慎重な対応が必要となっています。
また、何らかの事情で留守番電話での対応になってしまった場合、応募者は、折り返しの電話を期待して個人情報(名前や連絡先など)を録音しているので、やはり、約束した場合と同様に、折り返しの電話をしましょう。

お客さまだと思って対応しよう

「折り返しの電話がない」という苦情は、雇用情勢が悪化し、買い手市場になってから多発するようになりました。「採用してやっている」という奢りがあるようなら、それがトラブルの原因になり、悪評につながってしまうので、意識を改めてください。応募者やその知人が、お客さまである可能性は高く、お客さまであると思って対応することに何のデメリットもありません。大事な取引先やお客さまと交わした約束を破ることがないのと同様に、応募者も大事なお客さまだと思って対応しましょう。(後編へつづく)