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●発行/株式会社アビリティ・キュー
●発行部数/900部  ●発行責任者/貞池龍彦  ●編集責任者/栃原崇志

数字でみる雇用情勢(2013.8)

消費税増税で所得は上がるか!?

来年4月から8%になる消費税。はたしてどんな結果に? 来春4月、消費税が5%から8%へ、3%増税されることが決定しました。安倍総理が景気状況をみながら決断したということですが、果たしてこの決断はどういう結果をもたらすのでしょうか。
日本はデフレが長期にわたって続いてきましたが、ここ数年はやや回復の兆しも見えてきました。所得税額もそこを打ち上向きになりつつありました。
しかし、果たして本当に国民の所得は改善したと言えるでしょうか?
国税庁による調査では、ひとりあたりの平均給与額は、消費税が3%から5%に引き上げられた平成9年に418万円あったものが、平成23年には358万円まで、実に14%強も落ち込んでいます。「回復してきた」といっても、国民の所得が十分に改善されたとは到底言い切れない数値です。増税によって給与が増加するほど企業収益があがるのか?注意深く見ていく必要がありそうです。

読者アンケートに見る読者層の傾向

当社では毎週、読者アンケートを実施しています。その中で性別・年齢・職業・居住地を書く欄がありますが、今回は今年の4月から9月の半年間の読者層の傾向を集計してみました。

読者アンケートに見る読者層の傾向

今回のデータを見てみると女性の方が圧倒的に多く、特に主婦、現在パートで働いている方、30才~50代の方によく見ても頂いているようです。居住地に関しては中心部より郊外の方が多い傾向にあります。

4月から9月の半年間でアンケートを送っていただいた方のみのデータですので、サンプル数はそう多くないですが、今後のご参考にしていただければと思っております。

 

メールの主流はIMAP(3) ~システム管理部より~

こんにちは、アビリティ・キューの栃原です。
前回までメールの送受信がPOPからIMAPに変わってきている…という話題でした。さて、そもそもなぜIMAPへ移行してきたのでしょうか?

通信の飛躍的な進歩による「クラウド」の流行

理由としては「通信環境の飛躍的な進歩」があります。1990年代、インターネットという言葉が出始めた時期、インターネットへの接続は、パソコンでしか接続ができず、通信スピードもFAXの通信スピード(14,400bps)と非常に低いものでした。

いまでは1Gbps(1,000,000,000bps)の接続もありますので、それに比べると7千万分の1という遅いスピードだったわけです。加えて現在のように「常時接続」でもなく、必要な時にだけ接続する「ダイヤルアップ」という形態がほとんどでした。

ですので常にインターネットに接続していないと見ることのできない「IMAP」では、メールを見ることすら出来なかったわけです。

しかしその後、インターネットが普及しはじめるとISDN・ADSLなど、いわゆる「ブロードバンド」と呼ばれる高速通信が普及しはじめました。接続環境も2000年代に入る頃には、ほとんどが「常時接続」に変わっていきました。

さらに「スマートフォン」が出現。それまでの携帯電話では、携帯電話に割り振られたメール(いわゆる携帯のメアド)しか利用できませんでしたが、スマートフォンでもパソコンと同様に様々なメールを送受信することができるようになりました。またiPadなどのタブレットPCも同様です。人々は「小さいパソコン」を持ち歩く時代に突入したのです。

そうすると「メールによって端末を変えるのは面倒だから、パソコンからでもスマホからでも、自宅でも職場でも、どの端末からでも同じメールを見たい」というニーズが高まってきます。

「IMAP」はメールをインターネット上に置いているので、IDとパスワードさえあれば、どの端末からでもアクセスできるため、こうしたニーズの受け皿として普及してきたわけです。

「IMAP」はメールの仕組みですが、同じように「インターネット上に情報を置き、いつでもどこでもアクセスできる」という考え方は、いわゆる「クラウド」と呼ばれる概念で、今ではメールだけでなく、写真や書類・住所録など様々な形のデータを「クラウド」で扱うようになりました。

便利になっていく世の中で、数年もしないうちに「POP」形式のメールはなくなっていくのかもしれませんね。

雇用形態のこと、まずは正しく理解しよう。(後編) ~CSR室より~

「食品を配達する仕事のパート募集で、『時給800円』と表記されていた。しかし面接で、『食品を購入してもらい、それが売れた分だけ収入になる』と言われた。時給800円について確認すると、『平均で1時間あたり800円位になる』と言われた」(ケース1)

「『正社員』を募集している広告に応募した。広告には『月給24万円』『社会保険完備』と書いてあった。試用期間のようなものは覚悟していたが、面接で『最初の6ヵ月間はアルバイトで時給750円だ』と言われた。半年後に確実に正社員になれるなら我慢して働こうと思ったが、『6ヵ月後にテストを行い合格すれば正社員になれる』と言われた。アルバイトの間は社会保険には入れないようだ。これで正社員の募集と言えるのか?」(ケース2)

『雇用』と『業務委託』の違い

前編では『正社員』と『正社員以外』の違いについて説明しました。また、『正社員以外』に該当する『契約社員』や『アルバイト』などには、会社毎に違いはあっても、定義などにおいて違いがないことを説明しました。
しかし、『正社員』や『パート』などの『雇用』と『業務委託』の場合は、両者はまったく性質が異なるものであるということを理解しなければなりません。『正社員』や『パート』などの『雇用』に関しては、労働基準法、職業安定法、最低賃金法、雇用契約法など、あらゆる労働法が適用されますが、『業務委託』に関しては、『雇用』に該当しないため、労働法はまったく適用されません。『業務委託契約』の受託者は、労働者ではなく、独立した事業主になるのです。

トラブルにならないための正しい表記方法

したがって、苦情例のように、「パートで募集していたのに業務委託だった」「正社員で募集していたのにアルバイトだった」という雇用形態の違いは、契約の種類や性質がまったく異なる非常に重大な問題となるのです。読者・求職者は雇用形態を重要視して仕事を探しているので、事業主・広告主は、雇用形態のことを十分に理解した上で、正しい表記をしなくてはいけません。

正社員で本採用する前に、試用期間や研修期間があり、その間を『時給制』とするため、便宜的に『アルバイト』と称してしまうケースがあるようですが、その場合は、「正社員募集、月給25万円(研修期間1ヶ月間は時給800円)」と表現するのが正しい表記ということになります。また、ケース②のように最初はアルバイトで入社して、成績に応じて正社員にするような場合は、『アルバイト』で募集し、待遇として「正社員登用制度有」と表現するのが正しい表記方法になります。

実態が『雇用』なら雇用契約しなければならない

なお、『業務委託』として契約しても、出社、労働時間、休日、休憩などが、『雇用』と同様に拘束しているような場合は、実態として『雇用』とみなされ、労働基準法を始め、社会保険法、最低賃金法など、あらゆる労働法が適用されますのでご注意ください。

メンタルヘルス対策と人材育成をサポート

弊社は「求人情報あぱぱ」と人材紹介を通じて人材採用のお手伝いをして参りました。ところが、多くの企業様が「採用した人が定着しない」という問題を抱えています。
また、メンタルヘルス対策は必要だが「どこから始めればいいか判らない」という企業様も多くあります。これらは別々の問題ではありません。どちらも従業員に対する
研修・サポートにより、自身の問題に「気づく」ことで解消できるものです。研修には、助成金活用のご提案等も致しております。メンタルとキャリアの両面でサポートするキャリアコンサルティング事業部に是非一度ご相談ください。

主な事業内容

  1. メンタルヘルス対策支援
  2. 事業場外相談窓口
  3. 企業風土・組織診断などの活用
  4. 合同研修・セミナーの企画・運営
  5. 助成金活用のご提案

助成金の活用例

35 歳以上の非正規雇用者に正社員転職を目指した教育をしたい。
キャリアアップ奨励金の活用

介護サービス提供事業所で、メンタルヘルス相談・研修を行いたい。
中小企業労働環境向上助成金の活用

研修受講者の声

  • 全体的に座学だけではないので、集中して受講できる環境を作って頂いた構成だったと思います。また、グループやペアでのディスカッション、話し合いをすることで自身の意見の再確認と他の視点からの意見の確認が出来てより深く学ぶことができたと思います。これから少しずつですが実践していきます。6 日間ありがとうございました。
  • Off-JT 研修というものに良いイメージがなく始まった。自分の気持ちも乗らなかったが、6 日間受けていく中で、ためになった事も多く、研修のイメージが変わった。会社単位や1 つの組織でも、こういった研修をすると会社の財産になると感じた。
  • 思い出に残る研修になりました。最初に研修の事を聞いた時は「業務的で~」と思っていましたが、熱く温かい講師・スタッフのおかげで楽しく学べました。6 日間お世話になりました。ありがとうございました。

お問い合わせ先

㈱アビリティ・キュー キャリアコンサルティング事業部 寄能(よりのう)
TEL/092-721-1919  FAX/092-713-9062

From Editor

毎週水曜日の夜10時から放送されている「ダンダリン」。ご覧になっている方はいらっしゃいますか?「働く人を守るルール」をまっすぐに貫くという、労働基準監督官の主人公「段田凛(ダンダリン)」が、「サービス残業」「名ばかり管理職」「パワハラ経営者」など、いわゆるブラック企業と戦う物語。労働法関係を多少知っている身としては、かなりツボです。理想と現実のジレンマをどう乗り越えていくのか、毎週楽しみです。裏の「リー◯ル・ハ◯」に負けないで!(笑)